「筋トレにいってもジムが混んでいて、使いたい器具が使えない事がよくある。自分は器具が空くまでまっているけど他の人はどうしているのだろう?」
「ジムで器具の順番待ちがあると、空いている器具を使ってトレーニングにしている、やっぱりいつも同じメニューにしたほうがいいんだろうか?」
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 順番待ちでストレスを溜めないようにしよう。
- いつもと違う刺激を入れよう。
- 筆者の順番待ちのときの対処法と考え方。
張り切ってトレーニングを始めようとしたら自分が使いたい器具が使われている、ジムに通い始めると一度はこんな順番待ちの場面に出会うと思います。
ほとんどの人は器具が空くまで待つと思いますが、個人的にはせっかく忙しい中トレーニングの時間を確保しているに、さらに無駄な待ち時間を作りたくないと考えています。
なので今回は「ジムで順番待ちになった時の考え方と対処法。」を紹介していこうと思います。
具体的には、器具が使えない時は新しい種目を試したり、いつもと違う刺激を与えるチャンスという考え方に切り替えるのをおススメします。
もちろん、コンパウンド種目の重量更新が目的でどうしても1種目でその器具が使いたい時はしょうがないですが、
筋肥大が目的ならいつもとは違う刺激を与えてマンネリを避けるという考え方はとても重要です。
一度しっかり対策を考えておけば、次に順番待ちになった時も切り替えてスムーズにトレーニングを初められるので、ジムで無駄な時間を作りたくない人も参考にしてみてください。
Contents
順番待ちでストレスを溜めないようにしよう。
ジムに順番待ちになった時、「とりあえず空くまで他の器具を使おう。」と考える人は多いと思います。
他には直接声をかける人もいると思います。「どれくらいで終わるのか。」だったり上級者の人は「インターバル中に使ってもいいか?」と聞く人もいます。
ただ直接声をかけてトラブルになってしまうこともあるので、個人的にはあまりお勧めしません。
そもそも器具の独占防止のために使用時間が決まっていたりするし、
そんな時に自分が声をかけられたり近くでウロウロされたら急かされているいるようイヤなので、他の人にもしないようにしています。
大事なのは順番待ちでも、逆の立場でもストレスを溜めないことです。
なので順番待ちになったら、「今日は新しいことを試すチャンス」だと頭を切り替えましょう。
順番待ちは「新しいことを試す」のに最適。
筋肥大が目的なら「新しいことを試す。」のは非常に大事です。
同じトレーニングばかりだと、筋肉が刺激に慣れてそれ以上の成長を止めてしまいます。
なので定期的にトレーニングの種目だったり順番・回数設定は変えないといけません。
人間は変化を嫌うので成長がなくても同じようなトレーニングを続けてしまいます、考えなくて良いから楽なんです。
そこで「順番待ちになったら新しいことを試す。」こうすれば強制的にいつもと違う刺激を与えることができるようになります。
なにより器具が使えないことへのストレスが無くなりますし、いつも違うトレーニングをすることでモチベーションをあげる事も期待できます。
ジムが混みやすい時間も覚えておこう。
ただし筋肥大ではなく、筋力UPが目的でどうしてもコンパウンド種目から始めたい人もいると思います。
しかしフリーウェイトは人気があるのでジムによっては常に人がいることも珍しくないです。
そんな時は、思い切ってジムが混みやすい時間や時期を避けてトレーニングしていくようにしましょう。
ジム一番混む時間は平日の夕方と土日の午前中でしょう、もし早朝や深夜にジムに通うことができれば器具の順番待ちはほとんどないと思います。
時期に関しては正月明けと夏前です、年が変わって一念発起した人や薄着になる季節の前に駆け込むようにジムに通う人が多くなります、
ただこうゆう人達はしばらくするとジム通いを辞めてしまうのがほとんどなので、その時期だけ混んでいる時間を避けるのもおススメです。
初心者でコンパウンド種目をやったほうが良い人や、ジムに通いたいけど周りの目がきになる人も混んでいる時間を避ければストレスなくトレーニングできると思うので、
悩んでいる人は少しだけ早起きしてジムに通ってみるようにしましょう。
いつもと違う刺激を入れよう。
「順番待ちになったら新しいことを試す。」といっても何をすれば良いのかわからないという人もいると思います。
これは難しく考えてる必要はなくて、
- 普段はやらない種目をやってみる。
- 2種目目で行う種目を高重量のメイン種目にしてみる。
- 逆にコンパウンド種目を高回数でやってみる。
などいつもと違うことで筋肉に新しい刺激を与えることを意識すればOKです。
ただ普段はやらない種目で筋肉に効かせるのが難しい人もいると思うので、そんな人はマシンを活用してみるのをおススメします。
ジムが混んでいる時はマシンを活用してみよう。
ジムで人気があるのはバーベルが使えるパワーラックとその次にダンベルです。
マシンはそれらより人気は落ちるので順番待ちになりにくいですし、胸や背中・脚などは大筋群のマシンは複数用意されていることが多いです。
マシンのメリットは3つです。
- 軌道が決まっているので筋肉に効かせやすい。
- バランスを崩すことがないので安全性が高い。
- ウェイトスタックなら重量変更が簡単。
初心者でも簡単に筋肉に効かせることができるのがマシンのメリットです。
トレーニングに慣れてくるとマシンはメニューの後半に持ってくる人が多いですが、
上級者は1種目に疲労していない状態で高重量のマシンから始める人もいるので真似してみるのもおススメです。
普段からマシンを使っている人は「100レップ法」を試してみましょう。
これは単純に1つの種目に対して100レップ繰り返す方法です。
100レップ法
- 20~30回できる重量を選択する。
- 限界までやる。
- 上がらなくなったら少し休憩する。
- 次のセットを始める。
- 1~4を合計100レップ達成するまで続ける。
筋肉内の代謝物質を最大限に高めてストレスを与える方法なので、やり終えた後はいつも以上に筋肉は強烈にパンプしているはずです。
ただコンパウンド種目の重量UPや筋力向上が目的の人には向かないので取り入れる際は、あくまで化学的ストレスを与える筋肥大向きなトレーニング法というのは覚えておいてください。
普段はやらないトレーニングでも、いざやろうと思ったときの重量選択に困らないために記録もしっかり取っておくようにしましょう。
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筆者の順番待ちのときの対処法と考え方。
最後に筆者の順番待ちになった時の対処法と考え方を紹介しておきます。
方法は4つあります。
- ベンチプレスができないときはディップスをやり込む。
- メニューの選択肢を増やす。
- 自宅に器具を揃える。
- 筋力目的なら待つしかない。
詳しく見ていきます。
ベンチプレスができないときはディップスをやり込む。
筋トレで一番人気といって間違いないのは「ベンチプレス」だと思います。
なのでベンチプレス台やパワーラックなどは順番待ちが起こりやすいです。
そんなときおススメなのは「ディップス」です。
ディップスのメリットはたくさんあります。
- 自分の全体重が負荷になるので強度が高い。
- ジム内でできる器具が多く、順番待ちになりにくい。
- 加重がやりやすく、安全性も高い。
- 自宅でも手軽に行える。
手軽に行えて、強度も安全性も高いのでベンチプレスの補助だけでなく、加重してメインの種目にしても問題ないと思います。
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ディップスについてはこちら詳しく。
メニューの選択肢を増やす。
次が「メニューの選択肢を増やす」です。
これはどういうことかというと、「メニューを完全に固定せず、常に複数の選択肢を作るようにする。」ということです。
例えば、
メニューを固定している場合
- ベンチプレス→ダンベルプレス→ダンベルフライ→ペックフライ
こんな風にメニューを固定すると選択肢が一つしかないので、順番待ちになってしまった時メニュー通りにできないことになってしまうので、
これを避けるために、種目を変える時は、
選択肢を増やした場合
- ベンチプレス→ダンベルベンチorスミスマシンベンチ→ダンベルフライorチェストプレス→ペックフライorディップス
または胸と背中の2分割なら、
- 胸の種目→そのまま胸を続けるor背中の種目に移る→胸の種目に戻るor背中の種目を続ける。
こんな風に臨機応変に種目を変えるようにしていけば順番待ちになった時も気持ちをすぐ切り替えてトレーニングを続けることができるようになります。
メニューを固定するのは「自分の成長を把握する。」ためには大事なことですが、それに守ろうとしすぎるとストレスにもなってしまうので柔軟にメニューは変えていくようにしましょう。
自宅に器具を揃える。
「自分の通っているジムはいつも人が多いし、人が少ない時間に行くには仕事があるので難しい」そんな人は思い切って自宅に器具を揃えましょう。
せっかくジムにいっても自分が使いたい器具が使えないならお金がもったいないです。
もし「周りより少しだけ良い体になりたい。」なら自宅にディップスもできるチンニングスタンドを導入するのをおススメします。
自宅でトレーニングと言うとまずダンベルから揃えよう考える人も多いと思いますが、ダンベルは一緒にベンチ台が無いとできない種目も多いので、
それよりもディップスとチンニングで胸と背中が高強度で鍛えられるチンニングスタンドのほうがメリットは大きいと個人的には考えます。
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ただ腕や肩など小さな筋肉や脚も自宅で本格的に鍛えたい人は、ダンベルのほうが良いと思うので自分の鍛えたい所がどこなのか購入前にしっかり考えておくようにしましょう。
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自宅でのトレーニング法についてはコチラを参考にしてみてください。
[ダンベルよりもオススメ?]自重トレーニーがチンニングスタンドを買うべき理由!
[ジムに通えない.....]自宅で筋肉をキープする方法を紹介します。
筋力目的なら待つしかない
ここまで順番待ちの対処法について話てきましたが、どうしても順番待ちをしなくてはいけないタイミングがあります。
それは筋力向上が目的の時です。
筋力向上の時は、1種目の一番疲労していない状態でやらないと前回の記録を破ることはできません。
そんな時は時間を無駄にしないように、ランニングマシンで体を温めておいたり、マシンで軽い重量を使ってウォーミングアップしたりするようにしましょう。
最終手段として通っているジムを変えるのも良いかもしれません。
器具が豊富なジムはその分、通う人が多くなって混みやすいですが、器具は少なくても基本的なフリーウェイトは揃っているジムは穴場なことも多いで、ビジター利用で調べてみるのもおススメです。
筋力向上や神経系についても知りたい人はコチラで。
[5×5法]高重量トレーニングで神経系を強化しよう。[筋肥大にも有効です。]
筋トレはフルレンジが効果的![パーシャルレンジとの違いを知ろう。]
まとめ:順番待ちを積極的に活用しよう。
まとめると、
- ジムに順番待ちになったら「新しい種目を試す。」ようにする。
- ジムが混みやすいのは、平日の夕方と土日の午前中、時期は正月明けと夏前。
- 「いつもと違う刺激」を入れることを意識する、「普段はやらない種目をやってみる。」・「2種目で行う種目を高重量のメイン種目にしてみる。」・「逆にコンパウンド種目を高回数でやってみる。」などを試してみる。
- マシンは筋肉に効かせやすく高重量も安全に使えるので、混んでいるときは活用してみる。
- 筆者の順番待ちの対処法と考え方は、「ベンチプレスができないときはディップスをやり込む。」・「メニューの選択肢を増やす。」・「自宅に器具を揃える。」・「筋力目的なら待つしかない。」
以上になります。
ジム通いを続けていると必ず器具の順番待ちの場面に出くわしてしまうことはあります。
自分の考えていたメニュー通りにできなくなるのはストレスに感じてしまうこともありますが、気持ちを切り替えてどんどん新しいことにチャレンジしていくようにしましょう。
普段はやらない種目やトレーニングを試してみて「この種目めちゃくちゃ効かせやすい!」という発見があれば、普段のメニューに取り入れてマンネリも回避できるようになると思うので、気になるものがあれば積極的に試してみてください。
順番待ちを活用してトレーニングをレベルアップさせていきましょう。
それでは、また次回。