「最近トレーニングが終わっても筋肉痛が起きない、これではせっかく頑張ったのに効果がでないのか心配になる。筋肉痛が起こるような方法があるなら知りたい。」
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- 筋肉痛と筋肥大は関係ない。
- トレーニングの成長は数字で確認しよう。
- 筋肉痛を起こすならストレッチ種目をやろう。
こんにちは、今回は「筋肉痛を来ないなら、ストレッチ種目をやろう。」という話をしていこうと思います。
トレーニングを始めたばかりの頃は毎回、しっかり筋肉痛が起きてたけど、しばらくたつとトレーニングが終わって次の日になっても筋肉痛が起きてない、なんて事を経験した人は多いと思います。
筋肉痛で今日のトレーニングはしっかりできたかどうかを判断したり、終わった後の筋肉痛がひそかな楽しみでトレーニングを続けている人もいるでしょう。
筋肉痛が起きてないから、もしかしたら全然、成長していないのかもしれないと考えている人は、そもそも筋肉痛がどんな物なのか知っておくといいでしょう。
本当に筋肉痛が起きることがしっかりトレーニングできていることなのか?筋肉痛が起きなくても成長しているのか?
筋肉痛の事についてキチンと理解して考えれば悩む必要もありません。
この記事を読めばきっと解決すると思います。
ぜひ参考にしてください。
Contents
筋肉痛と筋肥大は関係ない。
トレーニングをしっかり行った後、筋肉痛がこないと少し不安になりますよね。
しかし安心してください、「筋肉痛にならなくてもトレーニングの効果はあります。」
実は筋肉痛がどのようなメカニズムで起こっているのかハッキリとわかってはいません。
ただ筋肉痛が起こりやすいタイミングはあります。
新しい種目を始めた時や、普段運動しない人がジム通いやトレーニングを始めた時に筋肉痛になってしまいます。
つまり「普段と違うトレーニングをしたり、そもそも運動をしていない人が筋肉痛になりやすい」というだけで、筋肉痛が来なければ成長しないという事ではないです。
なので筋肉痛が来なくてもまったく気にする必要はありません、むしろ筋肉痛が来ないことにストレスを貯める法がよっぽど筋肥大に悪影響を与えてしまいます。
トレーニングの成長は数字で確認しよう。
筋肥大と筋肉痛は関係ありませんが、自分が成長しているかどうかを知るのは大切です。
なのでトレーニングの効果がでているか、成長しているかは数字で確認するようにしましょう。
具体的には扱う重量、回数が伸びているかどうかです。
筋肉痛が起きるのは普段と違うトレーニングをした時です、毎回違う種目、重量、回数を行えばたしかに筋肉痛が起こりやすくトレーニング後は達成感もありますが、トレーニングで大事なのは「漸進勢過負荷の原則」です。
少しずつ負荷を上げるためには、ある程度種目を固定して重量を少しでも上げることを意識しないといけません。
トレーニング上級者で重量が中々伸びないなら、違う刺激を与えるのも大切ですが、まだまだ重量に伸びしろのある初級者、中級者の人がコロコロ種目を変えるのは辞めたほうがいいでしょう。
「いちいち重量や回数を記録するのはめんどくさい。」という人は1種目だけでいいので、重量を上げる種目を決めてその種目だけスマホでメモを取るようにしましょう。
何か一つでもいいので自分の成長を確認できるものがあるとモチベーションも上がりやすくトレーニングも続けやすいと思います。
筋肉痛を起こすならストレッチ種目をやろう。
そうはいってもトレーニング後の筋肉痛が楽しみな人も多いと思います。
ですから最後に筋肉痛が起こりやすいトレーニングを紹介します。
筋肉痛を起こすためには二つの事を意識しましょう。
- ストレッチ種目を行う。
- ネガティブ局面を耐えるトレーニングをする。
詳しく解説していきます。
ストレッチ種目を行う。
ストレッチ種目は筋肉が伸ばされたときに最も負荷のかかる種目のことです。
胸ならダンベルフライ、背中はナローグリップチンニング、腕ならインクラインカールやフレンチプレス等です。
ウェイトに耐えながら筋肉をしっかり伸ばしていって筋肉に小さい傷をつけていくイメージで行いましょう。
苦しくなってくると無意識に可動域が狭くなってしまうこともあるので、狙っている筋肉が伸びているのを意識して可動域もしっかり取ってトレーニングするようにしましょう。
個人的にはストレッチ種目はダンベルがあると行いやすいと思うので、少し値段は高めですが重りの変更が簡単に行えるアジャスタブルダンベルがオススメです。一つ買えばそのあとシャフトやプレートを買い足す必要はないですし、家族みんなで使うことができます。
ネガティブ局面を耐えるトレーニングをする。
もう一つの方法はネガティブ局面のトレーニングを行う方法です。
トレーニングは筋肉が縮みながら力を発揮するポジティブ局面と、伸びながら力を発揮するネガティブ局面に分かれます。
どんな種目でもこの二つの局面はありますがストレッチ種目はネガティブ局面でより負荷がかかる種目と考えてもらえればいいです。
自宅でトレーニングしたりバーベルやダンベル等の設備がない人は普段やっている種目のネガティブ局面をいつもより時間をかけてゆっくり行うようにしてみましょう。
ディップスやチンニングなら体を下げる時に使っている筋肉を意識してゆっくりと5秒くらい時間をかけて下げるようにしてみてください。
ストレッチ種目とネガティブ局面を意識してトレーニングすれば、かなり筋肉痛は起こりやすくなると思います。
まとめ:筋肉痛と筋肥大は分けて考えよう。
いかがだっだでしょうか。
筋肉痛は完全に原因はわかっていません。
筋肉痛が来たから筋肥大が起こるワケでは無く、筋肉痛が来なくても筋肥大は起こるのでそのことをしっかり理解して分けて考えるようにしましょう。
個人的には筋肉痛よりも重量や回数が伸びているか記録を取っていく方が成長を実感できるし、モチベーションも維持しやすいと思っています。
もちろん筋肉痛が来る方がモチベーションが上がる人は、今回紹介したストレッチ種目やネガティブトレーニングを取り入れればしっかり筋肉痛を起こす事ができるハズです。
筋肉痛を上手に取り入れてトレーニングしていきましょう。
それでは、また次回。