「昔からガリガリ体型なので、どうにかして体を大きくすることはできないだろうか。がんばってたくさん食べているけど全然体重は増えないし、筋トレしているけど筋肉はつかない。だれか詳しい方法を教えてほしい。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- ガリガリ体型の人はハードゲイナーかもしれません。
- 太るための食事戦略。
- トレーニングは休みの日を多くしよう。
こんにちは、今回は「ガリガリ体型のための食事とトレーニング法」について書いていこうと思います。
昔から体が細くて全然太ることもできない人って結構いると思います。
それが全然気にならないならいいですが、コンプレックスになって自信が無い人は筋トレを初めてみてはいかがでしょうか。
実際に筋トレでしっかり筋肉を付けてガリガリ体型から脱却することに成功した人はたくさんいます。
トレーニングで筋肉を付けて健康的に太るには少し知識がいりますのでここで詳しく解説していきます。
「どうしてもこのガリガリ体型を治したい、筋トレでカッコよく筋肉を付けたい。」という人はぜひ参考にしてください。
ガリガリ体型の人はハードゲイナーかもしれません。
まず最初にガリガリ体型の人にしっておいてもらいたい事があります。それは
「ハードゲイナー」と「イージーゲイナー」です。
日本語に訳すと「痩せやすい人」「太りやすい人」になります。ガリガリ体型の人はもちろんハードゲイナーになります。
「なんだ結局、自分は太ることができないのか。」と思っている人もいるかもしれませんが、ハードゲイナーは決して病気ではありませんし、個人の体質ですからあきらめる必要もありません。
要は特徴を知って、しっかり対策をたてればいいだけす。
ハードゲイナーの人の特徴は主にコチラです。
- 基礎代謝が高い
- 胃腸が弱いので栄養をうまく吸収できない。
ハードゲイナーの人はこの二つを意識して食事とトレーニングを改善していきましょう。
ちなみにイージーゲイナーはこの逆になりますが、100%ハードゲイナー、100%イージーゲイナーだという人は滅多にいません。
太れない人はどちらかといえばハードゲイナーよりの体質というだけですから、あきらめなければ必ず筋肉を付けていく事ができます。
太るための食事戦略。
まず最初にハードゲイナーの方はトレーニングより食事に気を付ける様にしましょう。
体が大きくなるのはトレーニングをしている時ではなく、休んでいる時でその材料となるのは食事です。
一つずつポイントを解説していきます。
とくかく食べる、オーバーカロリーの状態にする。
体重を増やすためにはオーバーカロリーの状態にしなければいけません。
オーバーカロリーとは摂取カロリー>消費カロリーの状態です。
ガリガリの人が「たくさん食べているけど太れない。」と言いますが、その状態で体重がまったく増えないのであれば食事量が足りてないです。
一度自分の一日の摂取カロリーを計算してみるようにしましょう。
次の日から毎日、そのカロリーを上回るようにすれば、イヤでも体重は増えていきます。
詳しくはコチラで
胃腸が弱いなら発酵食品、整腸剤を取ろう。
ハードゲイナーの特徴に「胃腸が弱いので栄養をうまく吸収できない。」とゆうのがあります。
これではせっかく、たくさん食事をしても意味がありません。
なのでガリガリの人は腸内環境をよくする事を意識しましょう。
具体的にはヨーグルトや納豆など発酵食品を食べる事ともうひとつ整腸剤を取るようにしましょう。
オススメはこの二つです。どちらも値段が安いですし、どこの薬局にも売っているものです。
お腹をすぐに壊してしてしまう人は積極的に活用してみましょう。
プロテイン、特にウェイトゲイナーがオススメです。
筋トレをしているなら必ずといって飲んでいるのがプロテインです。
プロテインは体の材料になるものですから、ハードゲイナーの人も積極的に取っていきましょう。
ただどうしても食事とプロテインだけでは太る事ができないという人は「ウェイトゲイナー」というものがあります。
ウェイトゲイナーはプロテインに糖質を加えたもので、バルクアップ、体重増加を目的に飲むものです。
オススメは海外製のものですが、海外製のものは甘すぎるものが多く、たくさん飲むのがつらい事もあるのでそんな方はkentaiをオススメします。
コチラは薬局やスポーツショップで売っていることが多く、入手が簡単なのもメリットです。
食べるのがキツイなら飲み物からカロリーを取ろう。
「オーバーカロリーにはしたいが毎日これ以上食べるのがキツイんだけど。」
ハードゲイナーの人はたくさん食べるという人がつらいという人が多いです。
そんな時は飲み物から、カロリーを取るようにしましょう具体的には毎食後、牛乳やプロテイン又はウェイトゲイナーを1杯飲むことから始めましょう。
食べる事が無理でも胃袋のスキマに液体を流し込めばカロリーを取る事はできます。
ただしジュース等のジャンクなものを飲むのはやめましょう、あくまでプロテイン等の体を作るためのものにしましょう。
ジャンクフードはオススメしません。
ガリガリの人に「とにかくジャンクフードでもなんでもいいから食べろ、カロリーを取れ。」と言う人がいますが、僕はあまりオススメしません。
なぜなら体重を増やしたい、体を大きくしたいといってもあくまで筋肉を付けたいという事であって、脂肪を増やしてブクブク太りたいわけではないからです。
ジャンクフードはたしかにタンパク質や糖質等が入っていますが、それ以上に脂質がたくさんはいっています、だからあんなに高カロリーなんです。
まったく脂肪を付けずに筋肉だけつける事はできないですが、無駄な脂肪を付ける必要はありません。
なにより健康になるために体重を増やしたい人もいるのに、ジャンクフードばかり食べていたら別の病気になってしまいます。
体重はいきなり増やそうとせず、健康的な食事で少しづつ増やすようにしましょう。
トレーニングは休みの日を多くしよう。
ハードゲイナーの人がトレーニングで注意するのは大きく分けて3つです。
- トレーニングをやりすぎない、休息日を多くとる。
- 短い時間でトレーニングを終わらせる、何セットもやって無駄なカロリーを使わない。
- 大筋群中心にコンパウンド種目を行う。
この3つで意識することはとにかく体を休める時間を増やして無駄なカロリーを使わない事です。
詳しく解説していきます。
トレーニングをやりすぎない、休息日を多くとる。
ガリガリ体型をどうにかしようと毎日トレーニングをしている人はとりあえず休息日を増やしましょう。
具体的には週3回ぐらい、1週間のうち、半分は休息日にしましょう。
筋肉はトレーニングしている時ではなく、トレーニングしていない時大きくなります。
毎日トレーニングするのは、無駄なカロリーを消費して体を回復させる時間を奪っているだけです。
「部位を分けたら毎日トレーニングしてもいいんでしょ。」と思う人もいるかもしれませんが、トレーニングをすれば代謝が上がってしまいますし、トレーニングしない部位も補助筋として使われてしまうので体を完全に休めることはできません。
体を大きくしたいなら休むことを優先してください。
短い時間でトレーニングを終わらせる、何セットもやって無駄なカロリーを使わない。
ハードゲイナーの人はトレーニング時間も短くしなければいけません。
セット数やインターバル等の個人差もあると思いますが、だいたい1時間くらいを目安にしてください。
トレーニング時間が長くなるとそれだけ多くのカロリーを必要とします。
トレーニングはあくまで筋肥大のスイッチを押すためのものです。同じ部位を何種目も何セットもやって無駄の疲れる必要もありません。
せっかく体を大きくしようとたくさん食べても、それをトレーニングで消費してしまったら体は大きくなりません。
少ない種目、セットを集中して行う癖をつけていきましょう。
大筋群中心にコンパウンド種目を行う。
トレーニングを短時間で終わらせるためには、小さい筋肉をチマチマ鍛える時間はありません。
ハードゲイナーのトレーニングは大筋群、フリーウェイト、コンパウンド種目を中心にしましょう。
フリーウェイトのコンパウンド種目は体のバランスを保つため、たくさんの筋肉を使うため効率よくトレーニングすることができます。
もちろん「漸進性過負荷の原則」で少しづつ重量を増やしていきましょう。
トレーニングについてはコチラも参考にしてみてください。
まとめ:ガリガリの人も諦める必要はないです。
ハードゲイナーの人はとにかく食事を意識していきましょう。
筋トレは食事8割、トレーニング2割と言われているぐらい食べる事が大切です。
筋肉を増やすためには、とにかくオーバーカロリーにしないといけません。
ハードゲイナーの人は食事が苦手な人が多いですが、ここで説明したこと実践していけば少しづつ摂取カロリーを増やす事ができると思います。
諦めずガリガリ体型の改善に役立ててください。
それでは、また次回。